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初めてのサボテン植替え

さらにフリマサイトで綴化サボテンの抜き苗を購入してしまったので、急遽土と鉢が必要になりました。届くまでに「用土」について学び最適解を選択なければならないのですが…。

ただでさえ楽器とエアガンと衣装でいっぱいの家に、ホムセンで売っているサイズの土袋をいくつも置いてブレンドするわけにもいかず。
時間もないので、プロが使ってるものを少量で買うことにしました。

というわけで
大阪池田市の総合園芸店「養庄園」さんのオリジナル配合用土。

うちのサボテンは、生産者カードを見ると養庄園出身が殆どなので合わせておくのが都合良い。
大阪の農園ならそんなに気候も変わらなし。

サボテン用と多肉植物用の2種、それぞれ2L / 4L / 10L の3サイズ用意がありました。
私はとにかく置く場所がないのと、サボテンも小さいものばかりなので割高ですが2Lをチョイス。

サボテン用土は 赤玉・桐生砂・富士砂・鹿沼土・バーク・シリカ・川砂をブレンドしているそう。

左:濡らした状態/右:乾燥した状態

赤玉土と鹿沼土のおかげで、水をかけるとかなりビジュアルが変わります。
これが白っぽくなったら水のやり時か。ふむふむ。

表面は化粧砂でカッコよくシメたいところですが、水やり初心者なのでこのまま使うことにしましょう。

U型鉢の底にメルカリで買った少量ゼオライトを敷き詰めて、用土をかけていきます。

適当に買ったけど、このミニスコップと二股の植物支えるやつ便利でした。

先日購入したエスポストアも怪しい感じだったので抜いてみましょう。
こんなに長くて2.5号鉢なことあるか。

やはり…根がぎっちり!
抜けにくいと思ったらカチカチやんけ!

思えば、抜き苗で送るって一見送料ケチってるようにも見えますが、根の状態を開示してくれてるわけですから個人間のフリマサイトでは安心かも。

この際なので、店で買ったものも一度全部抜き、根詰まりや害虫の有無など健康状態を確認して鉢増しします。
春なので多少ダメージ喰らったとしても回復早いやろ。

引っ越し完了。1週間ほど放置で養生させたら水やりです。

春一番で飛んでいかないように、発根してないものはマスキングテープで止めとこ。

🔰初心者メモ:サボテンのカット苗植替え・鉢増し

植え替え後、絶対安静で動かさず慣れさせて発根を促す。
水やりは植え替え後の数日~1週間後。

🔰初心者メモ:用土の種類

赤玉土
関東ローム層から産出される盆栽・古典園芸用の万能用土。弱酸性を示し、通気性、保水性、保肥性に富む。水分を含むと赤玉の色が暗くなり、土壌の乾燥が判断しやすい。

鹿沼土
栃木県鹿沼市産出の軽石。強い酸性を示し、通気性・保水性がともに高い。水分を含むと黄色くなり、乾燥すると白くなるので土壌の乾燥が判断しやすい。

桐生砂
鹿沼土よりさらに下層から産出される火山礫。通気性・排水性にも優れているので、主に過湿を嫌う植物に用いられるが、水捌けが良すぎるので赤玉土と混ぜて用いることが多い。

富士砂
富士山周辺で採出される火山礫。他の用土に混ぜると固まりにくくなる性質があり、赤玉土などと混ぜて用いれば鉢土が固まって、通気・水捌けなどの培養条件の悪化を防ぐと言われている。また、黒赤褐色の色合いを活かして、鉢の表面を飾る化粧土としてもよく使われる。

バーク
広葉樹の樹皮を、粉砕して長期間熟成しながらしあげた堆肥。

シリカ
秋田県横手市八沢木地区で産出される白い粘土。豊富なミネラルを含み、光合成を助け土壌消毒してくれる。

川砂
川岩が風化して細かくなった砂。主に花崗岩が削れて出来たもので排水性が非常に高い。

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