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電源を引き込んで、ベランダに自作温室をDIY

越冬経験を経て耐寒性をつけるためにも基本的にスパルタ管理ですが、さすがに想定外の大寒波には備えておきたいですね。
ということでベランダの植物棚を簡易温室にします。

  1. 植物棚・ビニールカバー
  2. 電源確保
  3. 温室ヒーター・サーキュレーター
  4. 完成
  5. 使ったもの一覧

1.植物棚・ビニールカバー・虫除けカバー

友達が引っ越すにあたり不要になったキッチンワゴンをくれたので、それを使用します。
棚自体がバスケットになっていて、鉢の落下防止に。これは園芸ラックに無い機能なので良いですね。

おそらく武田コーポレーションのものっぽい。

一応、潅水時の汚れ防止で苗トレーを下に引いておこうと思います。
引っ張ればいいので移動させやすい。

そして、コメリで奇跡的にサイズの合うビニールカバーを発見。
超シンデレラフィット!

通販もいいけど、ホムセンに行くとたまにこういうSALEやってるのでオススメ。
ピッタリ合うサイズがない場合は通販で。↓こちらはタカショーのですがサイズピッタリ。

2.電源確保

みなさん温室、温室と簡単に言いますが、棚にビニールカバーかけただけでは特に温まりもせず、風通しが悪くなるだけ。
電気を通して熱源とサーキュレーターによる風を確保せねばなりません。

一軒家やファミリー向けマンションなら外にコンセントがあるのでしょうが、ワンルーム賃貸だとそうはいきません。そんなものありません。
サーキュレーターは充電式のものがありますが、パネルヒーターにそんな製品はありません。熱を出すものなので絶対にコードがあるタイプ。ソーラー発電パネルやUSB充電器での稼働はワット数的に無理がある。

そこで!

「通気口」から電気を取って、普通の植物用パネルヒーターを使うことにしました。
熱源は安心安全なものが良いに決まっている。

早速外します。

▲室内側
NASTAのプッシュ式丸型レジスターです。左にグリルを20度回転させるとフタだけ取り外せます。まぁ最終的には外枠から全部取り外すんだけど。

▲ベランダ側
外側。思い切り引っ張ったら抜けました。

これは通称「ベントキャップ」や「ガラリ」と呼ばれる部品らしい。
外径14cmくらいね。ふむふむ。

賃貸は原状復帰しないといけないので、デフォルトで付いていたものはきれいに取り外して引っ越しまで保管。
穴を開けても問題ないものを1セット自分で買ってくることにしました。

コーナンPROやコメリパワーなど、職人御用達のお店で実際買ってくるのがいいですが、まぁ直径が合うものなら通販でも失敗はないとは思います。

ペンチ、万能ハサミ、ニッパなど、ありとあらゆるものを駆使して穴をブチ開けます。

裏面にフィルターを貼って、入れ替え。
フィルターはホムセンのでも100均のでも何でもいいです。あったほうがホコリ等防げるのでおすすめ。

外側も入れ替え。

3.温室ヒーター・サーキュレーター

パネルヒーターは、上に水を張って湿度UPも図れる「ウイングヒーター (海野製作所)サーモスタット付き」をチョイス。面積を取らないのが嬉しい。
W-2000とW1500の、大小2サイズ出てます。Amazonには無いので楽天で。

ちょうど網目になっているので、植物用針金でサーモスタットを取り付けます。
この機械のセンサーが温度に反応し、設定温度以上になったら自動でオフにしてくれます。寒くなったら再びオン。

サーキュレーターも電源が取れるので、充電式じゃなくてOKです。
外に置くものですし、首振るようなスペースもないし、安いのを買いましょう。ハンディ扇風機でもいいと思います。
私は会社で要らなくなったものを流用。

ちょっと大きいのでこんなのを買い足しても良いかも。

接続部は電源ボックスで保護します。

ビニールハウス内の温度と湿度も計測できるようにしておきましょう。
あんまり数値は信用してないけど、目安程度に。

4.完成

こんな感じです。越冬準備OK!

あとはカラッと晴れの続く日にちょろっと灌水、大寒波の日にビニールを閉めてヒーターON。
春まで生き残ってくれよ。

5.使ったもの一覧

◆園芸ラック
キャスター付きスチールワゴン K3-CR30WH
ガーデニング 苗トレー
ビニールカバー GFH-FS05C

◆電源引込み用通気口カバー
丸型フード付ガラリ GSN100S-HL
丸型レジスター WRR-100
ホコリとりフィルター 3枚入 S5422

◆機材
サーモスタット付きウイングヒーター W-2000
スリムコンパクトファン FSR-106U WH
防水コンセントボックス IP55
温湿度計2パック


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